義輝感想

もっと歴史シリーズ

剣豪将軍義輝 後編

原作は未読です。感想は基本遅いです…(義伝が例外)

 

mottorekishi.com

 

 

良かったです、良かったんですけど…

なんで最後の場面ああなったんでしょうか?!すごくダサかったです。

船上の梅花に抱かれている義輝の遺児、後ろ(セットが組んであるので高い場所)で死んだ父母が見守っていて、満天の星空。すっごく古臭い感じ。

構図を分かりやすく言うと、手塚治虫の漫画の最後の頁(1頁もしくは見開き1コマ)みたいな。いえ、手塚治虫の漫画は素晴らしいですが、それはそこまでのストーリーやコマ割り、構図などがあって、最後にそのページだからよいのであって、、、これ、舞台なので。

 

その前の場面が、義輝が斃れる前後から他の人物がどうしたのか(8割がた死ぬ)をテンポよく表していて良かったので、余計に最後の付け足し感が酷いと感じました。

背景の父母は無しで、星はもう少し抑えてくれるとよかったかなぁと思います。

 

粗筋は、HP見ていただくとして、感想を。

 

小四郎が…!本当に可哀そうで…!幸せになって欲しかったキャラNo1です…

義輝は周暠に小四郎を預けることで、小四郎を生かそうとしたのだとけれど、政敵は将来周暠が邪魔になる可能性を見越して、暗殺者を仕向ける。

小四郎は義輝から「周暠から離れるな」と言われたのは、守れということだったのだと思って、必死に戦うけど、周暠も小四郎も殺されてしまう。

……もうだめです。文字に起こしただけで泣ける。小四郎は子供~少年の設定なので、本当につらい。

 

真羽。とにかく義輝が大事一番大事。義輝のそばにいたい。身分違いなど求めあう二人の前には何の障害にもなりません。恋に生きる女だなぁ。

最期、義輝と共に死にたいと申し出て、けれど義輝に「二人の子を産んでほしい」と言われ(この時点で身重)、一人落ち延びる。約束通り出産したら、子育ては梅花に任せて後を追って死ぬ…と思ってたんだけど、これは敵方に捕らえられて死を賜った、が正解なのかな?ここの演出がちょっと分かりにくいです。

 

梅花。初日と円盤撮影日だけアクションあったとか。ま、まあ安全第一ですものね…(チケ代変わらないので、なんか釈然としない。そこまで見たいわけではないけれど)

鯉九郎といい雰囲気になると浮橋に邪魔される(大いなる偶然)。不憫だけど笑ってしまう。鯉九郎が死ぬとき、「戻るまで待つ(生きる)という約束、果たせそうもない」的なことを言うのがとても切ないです。(セリフはうろ覚えです、間違えていたら申し訳ありません)

 

元康がやたら「私の一番の武器は機が熟すまで待てる忍耐強さです!」って言いまくる。知恵を褒めてもらってる場面で「でも…」って言いだすので、わざわざ言い出してそこを認めてもらおうとするところが既に忍耐強くないなと思ってしまいました。

家康が天下を取れた理由のひとつに忍耐強さはあると思いますが、それとこれとは話が別です。

 

ラスト間際の鯉九郎VS磯良の戦いが~~格好いいんじゃ~~~~!剣客2人の死闘!相討ちで両者とも死にます。磯良役は殺陣師さんなので、本当に迫力!

ただセットが舞台にかなり張り出しているので、上ったり下りたり忙しい。でもここでは格好よく見えました。ここでは。

 

義輝が敵襲時に持っている刀剣を畳に刺し立てて、切れなくなったら次々と持ち替えて戦ったという逸話があり、それに則って義輝の最期の場面が描かれます。

で、私は原作未読なので、原作通りなのかビッグコンテンツの尻馬に乗ったのか、分からないのですが、義輝が刀を持ち変える度に銘を言うんですよ!

打ち取ったらこの名刀が手に入るぞ!という煽り。

覚えてるのは、典太と大包平と三日月宗近。そう、みかづきむねちか…しかも最後に。とうらぶ脳の私は、「あああああそんなに斬ったら折れるぅぅぅううううう!」ってなりましたし、鉄砲で撃たれる場面で納刀して杖みたいにして立つんですけど、「弾当たったら折れちゃうから打ち捨てて下さいぃぃいいいいい!」ってなりました。つまり場面に集中できませんでした。あーあ。

それから、1:多数の場面(100人斬のところ)で、セットが3つある(下手階段付き、上手屏風段付き、正面刀乱立盆)のが仇に。

大人数が立ち回るには狭いんですよ、おそらく。実際は部屋に押し入れるのは多くて2,3人だろうから、一度に対するのが1~3人くらいなのは良いのだけど、とにかく間合いが狭い。いや室内だから狭くていいんだよ、というお話もあると思うのですが…うーん…

私が観たのが公演前半、後方席だったので違う条件(席なり公演日なり)であれば気にならなかったのかも知れません。すごく義輝の近くで斬られている印象で、剣豪将軍なのにあまり強く見えないという…ああ…

 

話のつくりは、端折り方をもう少し工夫して欲しいけれど(若干説明不足)流れは分かりやすくて良かった。演出も最後の場面以外は特別悪くなく、見やすかったかなと思います。主演の演技も良かったですし。あ、でもオールバックいまいち似合わないですね…

全体の感想は「面白かった、良かった」なのに、詳細思いだすと粗ばかり覚えているという、なんだか申し訳ない仕儀に相成りました。

 

 

 

寂しい(ブログ名変更しました)

どう考えてもひとりごとって感じの文体ではないので、ブログ名変えました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

【ここから本文】

 

友人でもある、Aさんの同厨さんが推し変しました。

6年も一緒にAさんのファンをしていた方なので、寂しいです。

でも、推し変はどうしようもないこと。感情は理性では止められません。ここまで一緒に歩いてきてくれて、ありがとう。これからも友人としてよろしくね!

でも観劇後に意見交換したり、Aさんのココが良いよねって言い合えなくなるのは、本当にすごく寂しい。

一応、Aさんは定期的に新規が増えるので、新規さんが一人でも多く定着してくれることを願っています。(集客無くなったら、仕事なくなってしまうかもしれませんからね…)

新規さんってなかなか根付かないですよね?1年とか1年半とか、下手したら数か月とかでいなくなってしまう。

どうやったらみんな長くいてくれるんだろうか…いやでも流れてくる方も推し変でAさんのところに来てくれているのかもしれないし…難しいです。

そして、ここにきて知人の同厨さんが続々2推しつくったり、推し変したりしてるんですよーーーー!うわー!どうしよう!!!

(自分も2推しでBさん推してるのに棚上げ)

 

 

Aさんはリアコが付きにくいタイプです。町禁止、カテコで出席確認しない、ファンサ舞台出ない。なので、たぶん現在ガッツさんはいないのではないかなぁ…?

今は2ちゃんが廃れて、あれですよね、パス付の掲示板?なんですよね?(ばばあ丸出し)なので、いるかどうか確認できない、というのはあります。

自分は弱火なので「おまいつ」確認できないですし。

おまいつが100人くらいいてくれたらいいなって思います。(私は貧乏なので無理です)

Aさんの顔ファンなので(まだ改善の余地はあるけど、演技もいいよ!性格はすこぶるいいよ!)、見られなくなるのは非常に困る!毎日過去作品のDVDのバクステみてニヤニヤしてるけど、過去だけじゃそのうち枯れてくるのは目に見えているし…

正直なところ、Aさんが芸能の仕事を辞めたとして、そうしたら自分がどうなるのか、ちょっと分からないです。

この界隈から足を洗うのか、Bさんやや推しのDDとして生きるのか、それとも新しい推しが現れるのか。

3次元対象オタクが初めてだし、そもそも推し対象がこんなに長く続いているのも初めてだし。

分からないことは怖いので、なるべくそんな事態には陥りたくない。

よって、Aさんにはずーっと芸能のお仕事を続けてほしいです。そのためには!ファンが!減ったら!あかんのや!!!!

 

寂しいのと、そんな利己的な理由もあって、推し変してとても楽しそうな友人を手放しでお祝いできない狭量さが、嫌になります。

 

刀ステの三日月と山姥切について(少しだけ義伝の感想追記)

※腐ネタではない

 

はい今回も盛大にネタバレ盛り込まれております!

 

 

 

 

前回の記事はこち

hateburoid.hatenablog.com

 

前回もやたら三日月について書いてますけど(笑)

だって三日月と山姥切、うちのと違いすぎるんです…

もちろん、私の山姥切に対する理解が浅いという可能性も大きいです。が、そこは今回は考えません!因みに私は若手俳優オタクですが、とうらぶは舞台化決定前からプレイしています。

最初にうーん?って思ったのは、前回に書いた通り山姥切でした。卑屈感薄すぎる。小夜怒鳴りつけたりするし、ど、どうなの???

でもこれ、役者さんのせいではないな、脚本がこうなってるんだから、と思いまして。セリフや表現に多少の揺れはあったとしても、基本的な行動や発言は脚本・演出の指示に拠っていると考えています。

(解釈違いについては役者さんが責められがちな気がしていますが、解釈褒められるのも役者さんなので、それはリスクとリターンが釣り合ってるのかな、と思っています)

 

今回、山姥切は『小夜左文字が修行に行く決意をするための装置』としてそこにいます。正直山姥切じゃなくてもいい役割です。でも山姥切にその役割が与えられている。

なぜかといえば、山姥切が刀ステのシリーズを通しての近侍という役割、もっと突っ込んでいえば『前任者に導かれて成長する近侍』としての役割を与えられているから。

小夜を導くミッションが今回山姥切が三日月から与えられた試練です。ここで、小夜が決意する過程で関わるのが山姥切である必要が出てくる。

 

 

ここまで考えて、舞台刀剣乱舞というシリーズを通底する枠組みがある、ということに気が付きました(遅い)

特にシリーズ通しての出演キャラクターである(と思われる)三日月と山姥切に関しては、その枠組みの適用が顕著なのではないか、と。

だから、この二振りに関しては自分の思うキャラクターとの差異が激しいのだと思いました。

 

シリーズ通しての枠組みの適用として、最終章(四部作計画と聞いているので)での結末を描くために、そこまで話を持っていくための伏線、道筋を観客に示す役割は、すべて三日月が担っています。

…そりゃ縁側で船漕いでる場合じゃない(笑)

私の本丸の三日月だったら、例えば未来で大きな試練が起こると知っていたとしても、動かないと思います。流れに身を任せる系なので。大抵の人の三日月像もそうじゃないのかな?試練が待っているから、それに立ち向かうために仲間を鍛えよう!なんて発想する三日月います????

いたら申し訳ないです。ごめんなさい。

 

試練があると知って、それを本丸の仲間や審神者に言えない状況にある。その試練を乗り越えるには今のままではダメだから、もしくは絶対に乗り越えられるように、仲間を成長させよう、と考える男士がいるとして、それが三日月である可能性は低いのではないか、と思います。

どちらかといえば、鶴丸とか?一期一振とか?そっちじゃないですかね…?

ではなぜ三日月が本来のキャラクター性には似合わないその役割を担わされているのかといえば、おそらくニトロから使用キャラクターの指定があったのではないかと思っています。(陸奥守を却下された話を聞いたような?)

マベからもあったかもしれない。三日月宗近=鈴木拡樹はたぶんウリのひとつだったはず。

 

そんなこんなで、刀ステ本丸の三日月は本来持っているぽやっと感が殆どない、やたら目端が利いてラスボス感の強い三日月になっているのだ、と思いました。シリーズ完結までに、すべての伏線がきれいに回収されるといいな…

卑屈感ほぼ無し、若干キレ芸入ってる山姥切もそうだけど、こんな本来のキャラから離れた属性持たされてるのによく「まあこれもありだよね」まで持って行けたなぁと思います。役者さんって大変。

 

ところで、初演のときは三日月は日常場面ではもうちょっとほわほわ、というか、力が抜けていて本来の(というか私の思う)三日月に近かったんですが、再演からその余裕が消えてしまったように思います。

鶴丸の役替えによるものかなと思っていたのですが(染谷さんにはアドリブのフォローが即座にできるという信頼感があった)、もしかするとシリーズの結末を聞いたのかな、という気がしています。もちろん単に役者さんが演じ方を変えただけの可能性もあります。

真相は役者さんにしか分からない訳ですが…

 

 

 

 

ここから、感想追記です。あれから3回観ました。

歌仙さん、ちょっと力抜けていい感じになってました。やっぱり幕開けてすぐだったから、若干硬かったんだね…

歌仙まじ歌仙。としか言えないレベルで歌仙。

トレブロ一番人気(たぶん)。さもありなん。

 

ラーメン光忠の、大倶利伽羅に太鼓鐘が作ってあげたラーメンの麺、落としてるのそのまま出すとかあり得ない!な意見を某所で見かけたんですが、あれは親しさの現れでは?地面に落とした訳じゃないし、お店じゃなくて本丸内での遊びなんだからさ…

そんな屋台と逆側でラーメンおいしい…!のアクションしてる山姥切可愛すぎる。この場面本当に目が足りない。

 

倶利伽羅は解釈違いです、って方がいそう。政宗関ヶ原参陣を喜び、黒甲冑に同調して止めが刺せない、というキャラ造形が受け付けない人はいると思います。

でも格好いいよ?反抗期の男子高校生感があって、原作ぽいなって思います。

 

貞ちゃんは本当にいい男。無神経っぽく見えるかもだけど、あれは計算して踏み込んでる若しくは天性のコミュ巧者で踏み込んでいいラインまでしか踏み込まない感じがします。殺陣の可愛さも相俟って、私の今回の一押し!

 

みっちゃんは分かりやすくコミュ巧者。今日もいい男。格好よく決まってます。まんばちゃんは参考にしようとしてるけど、コミュニケーションってその人ごとに許される範囲や方法が違うから、まんばちゃんはまんばちゃんらしくしてる方がいいと思う。

役不足問題、割と言われてますね。あれは「鶴さんには(僕は)役不足」だから合っているのでは?と思います。僕=役という解釈です。「僕では鶴さんには役不足」というセリフはどちらとも取れるので、分かりやすく「力不足」の方が良かったかも。

 

鶴丸が内番服で出てきたとき「尊い…」ってなりました。あの腰の細さよ!

必殺真剣も筋張った細身な感じが鶴丸まんま。尊い

先日、お隣のお嬢さんが必殺真剣の場面から終演までずっと口抑えてて、ところどころ過呼吸気味になってました。鶴丸推しだったのか?生きて帰れたかな??

 

政宗が死ぬ場面、小十郎が生きてるのは、まぁ、分かってるけどそのままにしたよ、なんだろうと解釈しますね…

それより政宗が85歳くらいに見えて、忠興が60歳くらいに見えるのが違和感です。

政宗は79歳、忠興は73歳なので、、、、えっと、政宗は病気だから実年齢より弱ってて、忠興はすっごく壮健ってことにしておこう。

 

EDが!好き!です!!!

4:4でシンメで踊るとことか最高にすき。布のひらみ尊い

 

二次創作系見ない友人が、「若い人の書いたファンタジーみたい」と表現していて、はっとなりました。

確かに中高生の書いたファンタジー小説みたいだ!要素盛り込みすぎてるところとかも、それっぽい!

今後刀ステは中二病な展開をすると予測します。(嫌いじゃない)

 

 

 

ライビュ当たるといいな。双眼鏡越しでなくてもアップで見たい。

 

りさ子のやつ

ガチ俳優嫁がガチ恋オタク役をするので話題の、コレ

www.finepromotion.co.jp

 

気になるので観に行ってしまいそうです。

で。粗筋がこちら。

…って貼ろうとしたら上手く貼れませんでした…

ざっくり言うと、りさ子26歳OL

・舞台は最前で全通

・グッズコンプ

・高額プレ

 

りさ子は、歴はどれくらいなんでしょうね?ただ全通するだけではなくて、最前で、ということは多少なりと積まないと無理だと思うんですよ…

おそらく実家ぐらし、貯金切り崩し系で描かれるとは思うんですが。

これで一人暮らしで厨歴3年以上、最前で全通と高額プレを同じだけ続けていたとしたら、水か風をやっていないと無理では?

単に全通なら可能、高額プレはBDのみ、とかなら26歳OLの年収でも可能だと思いますが。

大手のOLさんでも今は400~450万くらいではないのですかね?もっと貰えているなら、おそらく全通無理になると思います(外せない仕事が入ってくると思われる)

あ、あれかな、チケット素人転売してるのかな?それでもちょっと無理な気がするけど。

実家暮らしで実家に一銭も入れてないなら、まあ…可能かなぁ。世の中にはお嬢様という人種も存在しているし。

 

あとは、しょーたがよっぽど売れてないか(現場が半年に一度とか)

 

どうなってるんだか本当に気になる…!

 

なにが言いたいんだかわからなくなった(とりあえず痛いことは確か)

あー今日も推しかっこいい!好き!!!!

日々痛々しくオタクしてます。

 

若かったら、カワイイんですけどね。

私結構なあれなので(口にできないレベル)本当に気持ち悪いだけ。

自覚してイベの接触でも早めに切り上げてるので許してほしい。

(接触しない選択ができないので不合格か…)

 

客観的に、私はただのファンです。

茶の間じゃないし、かと言っていわゆるガッツでもない。

物販10セット買わないし、イベント毎回いるわけじゃない(これは当たらないから)

積んで前方入ったりしないし、全通…したら多分死んでしまう(肉体的にも経済的にも)

ゆるい。

 

衝動的ではあると思う。貯金ないし何なら借金あるし(チケをクレカ決済してたらえらいことになってる)(こんな大人になっちゃダメだぞ★)

お金がないから諦める、よりは、何とかしてお金を作る方にいく。

とはいえ、最近はそこまで全部ほしい!とかではなくなりましたが…

推しの過去に興味があまりないので、昔のブロマ(大抵高騰してる)やら絶版してるDVDやらにお金をかけなくていいのは我ながら助かってます。

まあつまり、我慢できないタイプです。

 

でもね、オタク全般的に割とそうだと思うんですが、自分が痛いのは分かってるんです!

一般人とか自分よりもっとゆるいオタからしたら、ドン引きなのも知っています。

我慢できないんです。(でも我慢したからって、そこで誰か幸せになるのか) 

 

多分、オタクってジャンルがどこだったかはともかく、子供のころからオタクである人が大半だと思います。私だけだったらごめんなさい。

で、まあ中高もオタクでしたけど、そのころの自分は、もっとまともな大人になる予定でした。ゆるめのアニオタ(軽くゲームもやる)程度でしたから。どこで道を間違えたのでしょうね?しかし、出会ってしまったものは仕方ない。

本当に本当に、どうしようもない人生送っているとは思うけど、他人からみてどんなに痛々しい人生でも、私はいま楽しいです。こんなに好きでいられるなんて、しあわせだ!(ほんと痛いな自分)

 

私はこの界隈にはまったのが大変に遅かったので(年齢的に)たまに苦しくなりつつも、ゆるゆるオタクライフを楽しめているのだと思います。

若い子のブログ読んでると、なんかすごく大変そうだもん(笑)

とはいえ、人によるのかな?

もういなくなってしまったけど、私がファンになりたての頃のAさんのガッツさん、今の私と同じくらいだったし、Bさんのガッツ…ではないかもしれないけど、おまいつの方はどうみても私より10歳くらい上でいらっしゃるので。

Bさんの方はともかく、Aさんのガッツさんは町してたんだよね。仕事…大丈夫だったんだろうか…

軽度のオタクは一般人とほぼ変わらない

世の中の女性はこういう考えなのですね…!

cakes.mu

 

いや、なんというか、男性に求めるもの多すぎじゃない…?

これは対談の第一回目なので、次回以降読んだら、もしかすると私にも納得がいくのかも知れませんが。

この記事を読んだ率直な感想は、じゃあ貴方は夫に対して”推し”行為してるのかっていう…

 

このご夫婦は、お二方とも女性アイドルファンなので、こういう考え方になるのかなぁ…

旦那さんなり彼氏さんなりを、”推し”に例える若手俳優オタとかジャニオタっていないような気がするけど…?

 

でも、一方で、好きな人が他の女性に夢中なのは辛いっていうのも、分かる。

女性っていうか、この場合は自分ではないもの、というか、趣味>>>>>自分にされてること、かな?

このご夫婦、オタ夫婦だけどハマり具合は限りなく素人に近い妻とガチオタ夫だから、問題は割とオタ夫を持った一般人妻に近いよね?単にオタク用語とオタクの生態と思考回路が分かる(≠共感)妻。

 

お金の問題は、オタクには常について回るので、これはたぶん男女関係なくオタクがお付き合いなり結婚なりで避けられがちな理由のひとつ。(最大問題は相手を無視しがちなところ)

私だって自分が男だったら自分と付き合いたくない。

 

という己を振り返ると、旦那さんが明日のデートの予定を推し事に振り替えたくらいではそこまで腹立たないかなぁ。

自分が同じことをしたときに責められたとかでなければ。

お互い様だから(笑)

 

でもまあ、夫婦の有り様なんて人それぞれですから、外野がどう思おうと夫婦間で納得済みならそれで…

 

刀ステ義伝感想【ネタバレあり】

初日と二日目を観ました。

2階席と1階席前方で。

 

初見の感想は、(…シブみたい…)です。

※シブ=pixivのこと。つまりは同人で見たなぁ、の意

 

トーリー展開としては、可もなく不可もなく、といった印象です。

歴史に詳しいと、いろいろ突っ込みたくなるのですが(みほとせも突っ込みたい)、エンタメですしね…

舞台作品としての評価は、殺陣が好きかどうか、タイムリープ物が苦手でないかどうか、で分かれると思います。

あと刀ステは人間パートが長めなので、そこが許容できるかどうか。

本能寺もそうだったので、これは刀ステの色なのだと思います。

 

OPEDで割と踊ってるので、ふぁ?!ってなりました。嫌いとかではなく、びっくりした。

歌が特別下手な人はいないかな。ワンフレーズずつしか歌わないから、そこまで気にならないのもあるかも。

 

殺陣師さんが代わられたので、殺陣のカラーが変わったように思います。

本能寺より、ちょっとコミカルに感じられました。

私のおすすめは、貞ちゃん!かわいい!くるくる~

あと、鶴丸の「後ろだぜ」→「遅い遅い!」のところ。敵さんが一斉に振り向くところが好きです。

三日月の「じじいは眠くなるぞ?」が格好いい。余裕かましてます。すごく強いんだろうな、と思わせられます。

黒甲冑さん、強い。武器は大太刀。

確か、大太刀は納刀が難しいから使えない、って演出さんが仰っていたのでしたっけ。抜き身の刀のみ持っています。長い。

鶴さん殺陣の量が半端ない。お体ご自愛下さい。

人間パートの殺陣もそこそこ分量あって、申し訳ないけどそこは削っても良かったよね…と思います。リープするところは、最後政宗切るところだけとか。やりようはあったと思うので。

 

鶴さんのCGのとこ、折れたかと思った。

バレみないで観劇行って!って意見の方は、たぶん折れたと思ったら折れてなかった!取り込まれたと思ったら取り込まれてなかった!という驚きを体験してほしいのだと思います。

取り込まれた方が、取り込んだ方の動きを止めて倒す、っていうのは本当に手垢にまみれて使い尽くされた倒し方だとは思いました。

そういうところが本当に同人臭っていうかね…

 

小夜ちゃんヒロインの少女漫画が展開されていました。

幼馴染歌仙と学級委員山姥切からいろいろと気にされてる、ちょっと内気だけど優しい小夜。二人のことは好きだけど、歌仙と喧嘩してる隣のクラスの大倶利伽羅が気になっていて…?!

みたいな。

ただし腐妄想を掻き立てられる感じではないです。

お小夜大好き歌仙さんがめちゃくちゃチョロくて最高に可愛いです。

 

山姥切が成長しすぎてて(内面の話です)、あやうく解釈違いでダメです、になるところでした。

刀ステのまんばちゃんは「俺なんて…」を乗り越えているようです。

小夜ちゃんにどう話しかけるかで悩んでいる場面の内心の声は面白かったです。シブで見たような気がするけど。

 

光忠’sキッチン、アシスタントの山姥切~割烹着とともに~ にほぼ持っていかれているような気がします。みっちゃんファイト!

ラーメン光忠、面白いんだけど、上手で本筋進行中に面白いことされてると、そっち見ちゃうから…

本能寺の紅白戦説明のアレ再び、にならないといいけれど。今回叱ってくれる人いないし。

 

政宗死ぬ場面で一番泣いてる人が多かったです。私は舞台作品に関しては涙腺が固いので、ひたすら翔さん(政宗の中の人)上手いなぁと思っていました。

 

刀ステの三日月は、本当に『特別』なのだろうと思います。伏線張りまくり。刀ステが続く限り出続けそうです。

で、三日月をみて思ったのですが、舞台としての付加価値というか、役者が演じる意味を考えさせられました。役者=人間という意味ではなくて、その役者さん(この場合は鈴木さん)が演じる意味、です。

原作キャラに比べて身長が低いとか(なぜか高いに関しては言われない)、声が違うとか、そもそも顔が…とか、原作ファンからしたらいろいろ不満あると思うんです。

でも、原作キャラと全く同じでいいなら、原作やってればいいんですよね。

舞台では、脚本でまず解釈が入り、役者さんの解釈が入り、演出さんの解釈が入り(今回は脚本・演出は同じ人ですが)、するので、解釈違いはどうしても起こり得る。

そこでどれだけ観客に対して説得力のあるキャラクターを提示できるか。

なるべく原作に寄せる、というのはもちろん一つの答えではあるけれど、解釈違ってる場合は逆になんでそっちいった?となりそう。

いくつも考えられる答えの中の一つを提示する、その答えに説得力を持たせる、というのが役者および演出家の腕なのかなと思います。

 

私の本丸の三日月は、もっとのんびりしていて、人の心配はあまりせず、少なくとも聞かれない限りは「どうした?」なんて声をかけたりしない。それなりに本丸生活を楽しんでいて、主に言われた仕事をこなしたら、あとはおやつ食べて縁側で船漕いでます。

刀ステの三日月はもっと心配性だし世話焼きだし、お茶とおやつは好きそうだけど、空き時間は散歩と称して本丸の刀たちの生活を見て回っていそう。そして圧倒的ラスボス感…!

自分の解釈とは違うけど、これが刀ステにおいては正解なのだ、こういう三日月もありだ、と思います。というか、そう思わせてくれてありがとう、という感じです。

三日月を例に挙げましたけど、他のキャラクター達も、です。

まれに、そうそう!それだよ!!!ってくらい自分の解釈通りだと感動しますね。でも違いを楽しむのも良いのではないかなと思います。とうらぶは、特にそうかな。運営がそういう形を目指しているようなので。

 

あ、新キャスの話してない…!

みなさんそのものでしたよ!期待を裏切らない出来だと思います。

歌仙は、もうちょっと緩めてもいいかな。ほんの少しだけ硬すぎる感じがしたので。でも、緩まない方がいいという方もおられるでしょうから、好みの問題ですね。というか印象の問題なので、この文章では伝わらない気がするし、ライビュなり配信なり観たら、硬さ緩和されてた!ってなるかもしれないし、変わってなくてもこの位が正解!ってなるかも。

基本的には申し分ないです。今のままでも十分歌仙です。

殺陣のときにマントの内側がひらひらするの素敵。

 

倶利伽羅、ミュは大分慣れ合っていましたが(村正のせい)、ステはツンツンしてます。慣れ合わない!

最後ちょこっとデレた時の他キャラの反応が楽しかったです。

色はもう少し黒くして欲しいです。

 

貞ちゃん、賑やかし要員だけど、短刀なのに精神が大人で良いです。

原作ゲームでは全く興味沸かなかったけど、舞台観てたら自分の立ち位置をしっかり把握していて、周りのことも見てるし、気遣えるし、でも楽しんで生きてる感じで、いい男でした。

 

賛否あるかと思いますが、私は楽しかったです。