よさこい時期のアイアに行ってきました

さすがにマチネではなく、ソワレ回。

舞台 四月は君の嘘

作品は良かった。私は漫画もアニメも映画もみたことなくて、まっさら状態で行きました。時間の関係で端折っているのだろうと思ったし、その弊害が出てるかなって部分もありましたが、おおむね良かった。

 

作品の感想は後でゆっくり。とりあえずよさこいアイアについて書きますね。

座席位置は、縦は中央よりやや後方、横位置はドセンでした。

ソワレでしたので、よさこいとの共演はおそらく開演後30分くらいでしょうか。時計しないので正確な時間は分かりません。

真ん中でもかなりよく聞こえます。よさこいのリズム音が響き渡る劇場…つらい。

開演前に制作のひとが出てきてのお詫びがあって、「役者もいつも以上に熱の入った演技を」とか言うのだけど、キャスト・スタッフがいくら頑張っても劇場の構造変えられないし、役者の熱演でどうにかなるレベルじゃない。

しかもこの演目には殺陣もなければダンスもないしライブパートもありません。そういうのあればちょっとは紛れたかも…いややっぱり駄目かな…

この作品は普通のストレート舞台なのです。しかもピアノとヴァイオリンの生演奏付き(アイアでの生演奏の是非については考察しません)。

生演奏によさこいのリズムが被るシュールさよ…っていうか普通に台無しだよね?!

私、ラストで泣いてしまったのですが、終演後その余韻に浸りつつも、ラストでよさこい流れてたら台無しだなと思いました。マチネ公演はそうなってるんですよねきっと。

チケ代3000円くらいにした方がいいよ…もしくは割り切ってよさこい期間のマチネは公演しないとか…

 

ここからは作品の感想!

生演奏は良い演出じゃないかな?アイアに向いてるかと言われたら、あれだけど。

演奏者さんが役者さんをじっと見てタイミング図ってらした。

 

舞台作品(約2時間)のため、原作をかいつまんでいくわけですが、そのためかヒロインが情緒不安定な子すぎて共感できない。なにがなんでも!っていうことだとは思うのだけど、必死さより理不尽さの方が強く出てしまっている気がする。演出意図なのかな…

 

渡の性格がイケメンすぎて、中学生という設定をちょいちょい忘れる。

こんな出来た中学生がいるか!って感じ。めっちゃいい男だ…

話の中で、どの高校受験する?みたいな話題になると、そういえばこの人たち中学生だった!と思い出します。

 

瀬戸さん面白すぎた。原作知ってる人によると、原作の瀬戸さんは別に面白キャラじゃないらしい。でもこの舞台、遊びがほとんどないから、瀬戸さん面白い人でもいいと思います。

 

三上さんの男役を久しぶりに見ました(笑)

同業者にチャラ男って呼ばれてたけど、チャラいところが全く見えなかった。なんでチャラ男って呼ばれてるんだろう…

 

安西さんの演技は高水準で安定しているよね。公生は難しい役どころだと思うのですが、きっちり表現してくれてさすがでした。

ファンの人が「親にコンプレックスがある役が多い」って言ってた。制作さんとか演出さんが複雑な役を回したくなるのかもしれない。上手いから。

 

ところでエイベ主催ってプレミアム広いしグッズえげつないし、クリエみたいだよね…