ピカレスクセブンが面白かったからみんな観に行ってよ

書きたいネタがない!という理由だけでほかしてたブログを再開する時が来たよ!

言いたいことはタイトルで全て言った!

www.shachu.com

 

1/7夜公演に行きました。以下感想です。ストーリーのネタバレはないけど、キャラのネタバレはあります。

とりあえず鈴木勝吾さんが少しでも気になるって方は全員観劇に行くべきです(笑)

マクベス美味しすぎる…!

こんなに美味しすぎる役であるマクベスと対で主人公とされているイエミツちょっと可哀想…

イエミツもいい役なんですけれど、役のうまみが違いすぎる気がする。

主演が美味しくない演目なんて珍しくもないですけども!でも!Wだから!そこは!

という気分になります宮﨑秋人さんはいい役者さんです。もうちょっとイエミツがパワーアップしたらいいバランスになりそうな気は…してる…

イエミツ成長譚とマクベスの気付きの物語だから。

イエミツはなんか仔犬のイメージ。白い仔犬…紀州犬かな!

 

個人的に好きだ!って思ったのはジャック。ジャックもおいしい役。アクションできる女優さんてイイよねー!

あと全身タイツの男。何気にキーマンだし、面白いし全身タイツなのに泣かせにくるのすごくないですか。

私も悪の秘密結社に就職したいです。首領…は、なんかもうあれ丸山敦史さんじゃないです?まんまじゃないです???めっちゃいい人。

リチャードとピーターパンとフック船長のキャスティング、ふふってなりますね。

ピーターパンとフック船長は一緒に行動することが多いのだけど、流石の息の合い方でした。

 

ただ、さすがにちょっと人数多すぎかなーって感じはしました。まとまってはいるけれど。

あと、イエヤスのアレはどうしたの?社中さんてあんまり下品な表現しない作風だから、ちょっとびっくりした。

 

本当に面白かったからもっと入りたいんだけど、1月繁忙期だし、他の公演のチケットあるし、行けるところがない!!!!!!

だから私の代わりに行ってきてくださいみなさん!本当に面白いから!

 

ダイマされたので義風堂々観てきました

はてなブログ周回してたらダイマ記事を拝見しましたので、行ってきました。

drop0v0q.hatenablog.com

 

これ、発表になったときに、たしかダブル主演っていうのを聞いたような気がするのですが、完全に猪野さん主演でした。W主演の片割れ、前田慶次は二幕ほぼ出てこない!

普通に直江兼続の話でした。出ずっぱり。猪野さんファン楽しいんじゃないかなこれ。

 

W主演は、まあ二幕見ても、大人の事情ってやつかなー?って感じでした。

慶次もっと脇で兼続一本でやった方がストーリーすっきりすると思います。そしたら二幕構成にしなくても良くなりますし。

慶次役の鍵本さんが悪かったとか、そういうことではないです。

鍵本さんはお顔がキレイで声がよく通って活舌もいい。良かったです。殺陣も獲物が槍であることを考えれば、十分及第点!

そう、及第点なんです…なんですけど、早乙女さんを相手取るには…足りなかったですね…

 

早乙女さんご出演の舞台は、八犬伝とあずみしか観たことないのですが。

「遅っ!」って思いました、殺陣。漫画原作の忍びの役なので、獲物が特殊ではあるのですが…遅いです。

槍は早さの演出がしにくい(振るうと長い分どうしても遅くなる、突きの方が早くできるけど突きは見た目の華やかさに欠ける)ので、仕方のないところではあるのかな。

殺陣は恐らく早乙女さん以外では猪野さんが一番上手い。次に小野さんかなぁ…?小野さんと鍵本さんは同じくらいかもしれないけど、小野さんの獲物は普通の刀なので扱いやすいし早さも出せるので。殺陣シーンがないキャストさんは比較対象外です。

が!しかし!この二人とは戦わないのです!残念!

アンサンブルさんとは殺陣のシーンがもちろんあるのですが、アンサンブルさんもダンサー寄りというかアクション寄りというか…

まあメインキャストとの殺陣と、スピードの差があまりついてしまってもあれなので、仕方ないのかなぁ。

 

小野さん、HPのキャラビジュの似合わなさよ…

劇場で拝見した際には、いままで拝見した中で一番小顔が際立ってると思いました。

おいしい悪役。良きです!

スタイル良~~~~~!って思いながら観ていました。演技もいいよ!片腕使えない状態での殺陣は大変そうだなと思います。でも大変さは観客には見せないようにしてました。

 

窪寺さん安定。イケオジっていいよね…鯉(自分)は餌(窪寺さんブロマ付ティッシュ)貰えませんでした。飢えて死んでしまう…

信長(BASARA)→光秀(刀ステ)→秀吉(今作)

家康どこかで演じてるのかな?コンプしたいのでよろしくお願いします。

 

倉持さん…魅力的すぎるお胸…

どこかで見たことあるな?と思ったら罪木蜜柑ちゃんでした!

演技ところどころ棒だけど、

『「行けないです」の報告はタレントを傷つける』

イベントの告知に対して「行けません」ってリプが来るんです。正直に言うと「行けないんだったら言わないでー!テンション下がるから止めてーー!」です(笑)

『ファンの扱いは公平にはできない』

イベント前は本当にみんな病んじゃうんですよね。毎日告知して「1人でも多くの方に届いてくれ。水着どうしよう。新しいの買いたいけどお金ないからメルカリでポチらなきゃ」って悩んでるんですよ。そういう時に「行けない」っていうのは別に言わなくていいことだと思うんですよね。

こういうことを書くと「在宅のファンはファンじゃないって言うんですか!!!」って言い出す方もいるんですけど、お金を使わないファンの方とお金を使ってくださるファンの方がいて、2人とも同じ扱い・同じ態度だったら逆に不公平だと思うんですよね。

貴重な時間とお金を使って現場に来てくださっている方と、何もしてないけど応援していますって方との態度が同じだったら失礼になる。お金を1円でも払うことの重さ。ファンとは何か。「応援している」とは何かってことなんです。


別に何十万、何百万と払った方だけがファンって言いたい訳じゃありません。申し訳なくなってしまうので、むしろ複数購入は避けて欲しいと思ってます。だから遠方でイベントに来れなくたって、雑誌を購入したり、読者アンケートに協力して下さる方も立派なファンなんです!

ただ、応援しているという気持ちを振りかざして色々言ってきたりする方は本当にファンなのかな?って。「俺はファンだぞ!」っていう言葉は免罪符にはならないと思うんですよ。

http://blogos.com/article/236354/?p=2

これをきちんと発言する人というだけでちょっとの棒くらい何だというんだ…!って気持ちになります。

(ちなみに、私の両隣お客さんは男性でしたので、おそらく倉持さんファンかと)

 

…タイトルからズレました、ごめんなさい。

 

さて、主役の猪野さん。

めっちゃ出ずっぱり!お疲れさまです。

初めの方の時代がかったべらんめえ口調がどうにも馴染めないと思ったのですが、舞台が進んでいくうちに気にならなくなりました。

獲物が三叉槍で、扱いにくそうなのに軽々振り回しててとても良かったです。間合い難しいそうで、アンサンブルさんもお疲れさまでした。

キービジュの衣装より、秀吉謁見時のお衣装の方が好きだなぁ。

声が少し籠るようで、そこが気になりました。鍵本さんが本当に良い声質なので余計に…

 

女性客にうける演目ではないので、客入りが今一つ良くなく、なかなかに辛いですね。世界観に慣れれば(割とすぐに慣れます)面白く観られると思いますのでお時間ある方は行ってあげてください(黒幕張ってある客席ほんとつらい…)

 

よさこい時期のアイアに行ってきました

さすがにマチネではなく、ソワレ回。

舞台 四月は君の嘘

作品は良かった。私は漫画もアニメも映画もみたことなくて、まっさら状態で行きました。時間の関係で端折っているのだろうと思ったし、その弊害が出てるかなって部分もありましたが、おおむね良かった。

 

作品の感想は後でゆっくり。とりあえずよさこいアイアについて書きますね。

座席位置は、縦は中央よりやや後方、横位置はドセンでした。

ソワレでしたので、よさこいとの共演はおそらく開演後30分くらいでしょうか。時計しないので正確な時間は分かりません。

真ん中でもかなりよく聞こえます。よさこいのリズム音が響き渡る劇場…つらい。

開演前に制作のひとが出てきてのお詫びがあって、「役者もいつも以上に熱の入った演技を」とか言うのだけど、キャスト・スタッフがいくら頑張っても劇場の構造変えられないし、役者の熱演でどうにかなるレベルじゃない。

しかもこの演目には殺陣もなければダンスもないしライブパートもありません。そういうのあればちょっとは紛れたかも…いややっぱり駄目かな…

この作品は普通のストレート舞台なのです。しかもピアノとヴァイオリンの生演奏付き(アイアでの生演奏の是非については考察しません)。

生演奏によさこいのリズムが被るシュールさよ…っていうか普通に台無しだよね?!

私、ラストで泣いてしまったのですが、終演後その余韻に浸りつつも、ラストでよさこい流れてたら台無しだなと思いました。マチネ公演はそうなってるんですよねきっと。

チケ代3000円くらいにした方がいいよ…もしくは割り切ってよさこい期間のマチネは公演しないとか…

 

ここからは作品の感想!

生演奏は良い演出じゃないかな?アイアに向いてるかと言われたら、あれだけど。

演奏者さんが役者さんをじっと見てタイミング図ってらした。

 

舞台作品(約2時間)のため、原作をかいつまんでいくわけですが、そのためかヒロインが情緒不安定な子すぎて共感できない。なにがなんでも!っていうことだとは思うのだけど、必死さより理不尽さの方が強く出てしまっている気がする。演出意図なのかな…

 

渡の性格がイケメンすぎて、中学生という設定をちょいちょい忘れる。

こんな出来た中学生がいるか!って感じ。めっちゃいい男だ…

話の中で、どの高校受験する?みたいな話題になると、そういえばこの人たち中学生だった!と思い出します。

 

瀬戸さん面白すぎた。原作知ってる人によると、原作の瀬戸さんは別に面白キャラじゃないらしい。でもこの舞台、遊びがほとんどないから、瀬戸さん面白い人でもいいと思います。

 

三上さんの男役を久しぶりに見ました(笑)

同業者にチャラ男って呼ばれてたけど、チャラいところが全く見えなかった。なんでチャラ男って呼ばれてるんだろう…

 

安西さんの演技は高水準で安定しているよね。公生は難しい役どころだと思うのですが、きっちり表現してくれてさすがでした。

ファンの人が「親にコンプレックスがある役が多い」って言ってた。制作さんとか演出さんが複雑な役を回したくなるのかもしれない。上手いから。

 

ところでエイベ主催ってプレミアム広いしグッズえげつないし、クリエみたいだよね…

月髑髏のキャスティングのはなし

えっと…先週?発表されて、すごいなと思いました。

2.5もここまで来たかと。

今の舞台演劇においての集客率、かなり高いですもんね(演目によるけど)

しかも普段看板で呼んでるゲスト俳優さんより出演料かなりお安いですしね(おそらく)

 

上弦が主として映像系2.5(須賀さん・平間さんは舞台系)

下弦が舞台系2.5でしょうか。

従来の新感線ファン・髑髏城ファン向けに劇団員さん・準団員さんが配置されていて、工夫(というより苦心?)が垣間見えます。

従来ファンは上弦かなと思ってたら案外割れてるぽい…

(ファンなら2チーム制なら両方観るもんだと思いますが、オタクじゃないファンなら片方しか観ないはあるでしょうし、両方観るけど回数偏るは普通にある。ライビュでいいやの人もいるし)

 

チケットは期間長いし12~1月は刀ラッシュなので座席選ばなければ行けそう(声優界に疎いので、宮野さんのファンの動きは分かりません)

なんだったら平日埋まらなそう

チケ代が高いのと、劇場の評判が悪いのがネックですね。劇場問題はライト層が来なくなる原因のひとつです。舞台見えない劇場って意味ないと思うんですけど。

どうやら客席段差だけではなく舞台も低いらしく。建築法との兼ね合いでしょうかね?

 

従来ファンの方の意見で、2.5舞台ファンはマナー悪いから嫌というのを見かけました。

大丈夫です。マナー悪い2.5舞台ファンは2.5舞台しか観ませんので、髑髏城には来ません。大体最近はそんなにマナー悪い人いないように感じます。

私はそれよりも初舞台の福士さん・2010年以来2回目の舞台の三浦さんのファンのマナーの方がよっぽど心配です(八犬伝トラウマ)

映像メインの役者さんのファンは映画館準拠のマナーだったり…する…ので…

八犬伝本当に酷かったです。飲食スマホ私語フルコースでした。私語は映画館でもダメですね)

 

私は上弦も下弦も観に行くつもりなので、どちらも楽しく観られるといいなと思います(ちゃんと見えますように!)

 

従来の髑髏城ファンの方も月メインキャストのファンも楽しめるといいな。

りさ子観たよ!

仕事忙しすぎてブログ放置してました

(あと商売系スターが鬱陶しかった)

 

数本観劇ブログ放置してる…

また2~3か月後にUPするやもしれません。

 

で、本題。

友達と観たいねってなって、一緒に観てきました。

チケットは一般発売から暫く経ってからだったけど、休日でもサイドは選び放題で埋まる気配なかったから、まあストレートだしな…と思ってました。

その後別にチェックしたりもせず。

チケット握って劇場に行ったらなんか長蛇の列だし!

幕開けてから評判になったんです?最近はてブロも漁れてなかった…

 

小劇場でパイプ椅子並べてけっこうぎゅうぎゅう。うん、小劇場ってこんな感じですね。

ちなみに、観劇前の予想はこんな感じ

hateburoid.hatenablog.com

 

これね、看板に偽りありでしたよ!最前全通じゃなかった!

いや最前全通じゃないとは劇中では言ってないけど(最前全通とも言っていない、全通すら明言されてなかったです)

だってりさ子同厨とチケ取り協力してましたもん…その時点で最前全通無理…

そして厨歴は1年半でした!

高額プレはクロム。

それくらいなら一般OLでもなんとかなりますね。政権伝説(りさ子が好きな2.5舞台)のチケ代と公演期間分からないけど。

(パンフには政権伝説の設定なども載っていたらしい。買ってない)

 

内容は、こう、この界隈に生息するおたくなら、あー、あるあるあるある!!!!!

って感じの連続です。あるあるネタたのしい。ただ、若俳オタ以外の人が面白いのかどうかは分かりません。

話はちょいちょい突っ込みどころがあるんですが、大抵はりさ子(ガチ恋ファン)としょーたくん(ガチ恋対象俳優)を直接対話させるクライマックスシーンの為の布石なので、仕方ないかな。脇の甘い俳優って設定じゃないと話が進まないので…

でも突っ込みどころも面白いので、羅列します。

(これ以外にもあるかも)

・プレボ、ナマモノは禁止じゃない?それでも入れる人いるの???

・ちょっとでも売れてる人はファンミに来たひとに「はじめまして」なんて言わない

マネさん仕事(指導)して????と思った。というか、作品を通してしょーたくんはいい人だけど頭悪いという人物造形だった。じゃないと話が進まないもんね…(2回目)

・なんでわざわざ「彼女いない」って返すの????

・彼女が人質にされた時点で事務所に相談しない?

・事務所通さずに交際宣言していいの?

 

大体しょーたが頭悪いってだけだった。

 

この勢いで批判点

・ヒロイン枠の女優の二股の話、必要ないような?政権伝説公演中止の理由にしたかったのかな?演出家と役者が女取り合って殴り合ったくらいじゃ公演中止にならないと思いますよ???

・しょーた役が下手すぎて…もっといなかったのでしょうか

 

好きなところも書くよ!

・ついったーの表現。ペストマスクが青く塗ってあるのイイ。表アカ(顔出し)と裏垢(マスクで顔を隠す)の表現もいいね!

・DVDの一時停止が好き。

・一般人の同僚に安易に交際勧められるのあるある過ぎてな…違うんだよ…そういうんじゃないんだ…orz(一番刺さった)

・クライマックスシーンでのりさ子の長台詞すごく良かった。真に迫ってて、全部は肯定できないけど、分かるよって言ってあげたかった。ガキ様本当に上手い。しかし本来彼女側(しかも当時割と匂わせ系でしたよね…)であるガキ様が演じてることにヒュッてなる。「嘘をつくならつき通して」「絶対にバレないようにもできた筈じゃない」「本当は見つけられたかったくせに、そんなこと言うなんてずるい!」それな!!!!!

 

上記のどこにも入らないけど、感想

・秋山くん役の俳優さん、ヒデ様に顔似てない?体形全然違うけど。

・るるちゃん(しょーたの彼女)がメンヘラややおバカ気味なのは、ああいうタイプが好きな男は一定数いるので、仕方ないと思いました。

・グラドル(しょーた視点では女優)なのにそんなに甘いもの食べていいのか…?今よりもっと仕事減りますよ…?しかしバイトでストレス溜まってるのかも知れない。テレビに出てるアイドルや女優さんでも激太りする人はいるからな…

・地方在住の子は鑑賞会お断りしたらいいだけじゃない?来たなら文句言うな。って思いましたが、何よりも繋がりを大事にするタイプの人はいるしな…と自分を納得させた。(でも結果的にはちゃんとお断りする方が長続きすると思います)

・「愛はいつも私を裏切る」?????愛って…どの辺にありました…???

 

面白かったので、DVD購入を検討しましたが思いの外高かったので止めました。

5800円だったら買ってた。(6800円でした)

 

 

 

 

義輝感想

もっと歴史シリーズ

剣豪将軍義輝 後編

原作は未読です。感想は基本遅いです…(義伝が例外)

 

mottorekishi.com

 

 

良かったです、良かったんですけど…

なんで最後の場面ああなったんでしょうか?!すごくダサかったです。

船上の梅花に抱かれている義輝の遺児、後ろ(セットが組んであるので高い場所)で死んだ父母が見守っていて、満天の星空。すっごく古臭い感じ。

構図を分かりやすく言うと、手塚治虫の漫画の最後の頁(1頁もしくは見開き1コマ)みたいな。いえ、手塚治虫の漫画は素晴らしいですが、それはそこまでのストーリーやコマ割り、構図などがあって、最後にそのページだからよいのであって、、、これ、舞台なので。

 

その前の場面が、義輝が斃れる前後から他の人物がどうしたのか(8割がた死ぬ)をテンポよく表していて良かったので、余計に最後の付け足し感が酷いと感じました。

背景の父母は無しで、星はもう少し抑えてくれるとよかったかなぁと思います。

 

粗筋は、HP見ていただくとして、感想を。

 

小四郎が…!本当に可哀そうで…!幸せになって欲しかったキャラNo1です…

義輝は周暠に小四郎を預けることで、小四郎を生かそうとしたのだとけれど、政敵は将来周暠が邪魔になる可能性を見越して、暗殺者を仕向ける。

小四郎は義輝から「周暠から離れるな」と言われたのは、守れということだったのだと思って、必死に戦うけど、周暠も小四郎も殺されてしまう。

……もうだめです。文字に起こしただけで泣ける。小四郎は子供~少年の設定なので、本当につらい。

 

真羽。とにかく義輝が大事一番大事。義輝のそばにいたい。身分違いなど求めあう二人の前には何の障害にもなりません。恋に生きる女だなぁ。

最期、義輝と共に死にたいと申し出て、けれど義輝に「二人の子を産んでほしい」と言われ(この時点で身重)、一人落ち延びる。約束通り出産したら、子育ては梅花に任せて後を追って死ぬ…と思ってたんだけど、これは敵方に捕らえられて死を賜った、が正解なのかな?ここの演出がちょっと分かりにくいです。

 

梅花。初日と円盤撮影日だけアクションあったとか。ま、まあ安全第一ですものね…(チケ代変わらないので、なんか釈然としない。そこまで見たいわけではないけれど)

鯉九郎といい雰囲気になると浮橋に邪魔される(大いなる偶然)。不憫だけど笑ってしまう。鯉九郎が死ぬとき、「戻るまで待つ(生きる)という約束、果たせそうもない」的なことを言うのがとても切ないです。(セリフはうろ覚えです、間違えていたら申し訳ありません)

 

元康がやたら「私の一番の武器は機が熟すまで待てる忍耐強さです!」って言いまくる。知恵を褒めてもらってる場面で「でも…」って言いだすので、わざわざ言い出してそこを認めてもらおうとするところが既に忍耐強くないなと思ってしまいました。

家康が天下を取れた理由のひとつに忍耐強さはあると思いますが、それとこれとは話が別です。

 

ラスト間際の鯉九郎VS磯良の戦いが~~格好いいんじゃ~~~~!剣客2人の死闘!相討ちで両者とも死にます。磯良役は殺陣師さんなので、本当に迫力!

ただセットが舞台にかなり張り出しているので、上ったり下りたり忙しい。でもここでは格好よく見えました。ここでは。

 

義輝が敵襲時に持っている刀剣を畳に刺し立てて、切れなくなったら次々と持ち替えて戦ったという逸話があり、それに則って義輝の最期の場面が描かれます。

で、私は原作未読なので、原作通りなのかビッグコンテンツの尻馬に乗ったのか、分からないのですが、義輝が刀を持ち変える度に銘を言うんですよ!

打ち取ったらこの名刀が手に入るぞ!という煽り。

覚えてるのは、典太と大包平と三日月宗近。そう、みかづきむねちか…しかも最後に。とうらぶ脳の私は、「あああああそんなに斬ったら折れるぅぅぅううううう!」ってなりましたし、鉄砲で撃たれる場面で納刀して杖みたいにして立つんですけど、「弾当たったら折れちゃうから打ち捨てて下さいぃぃいいいいい!」ってなりました。つまり場面に集中できませんでした。あーあ。

それから、1:多数の場面(100人斬のところ)で、セットが3つある(下手階段付き、上手屏風段付き、正面刀乱立盆)のが仇に。

大人数が立ち回るには狭いんですよ、おそらく。実際は部屋に押し入れるのは多くて2,3人だろうから、一度に対するのが1~3人くらいなのは良いのだけど、とにかく間合いが狭い。いや室内だから狭くていいんだよ、というお話もあると思うのですが…うーん…

私が観たのが公演前半、後方席だったので違う条件(席なり公演日なり)であれば気にならなかったのかも知れません。すごく義輝の近くで斬られている印象で、剣豪将軍なのにあまり強く見えないという…ああ…

 

話のつくりは、端折り方をもう少し工夫して欲しいけれど(若干説明不足)流れは分かりやすくて良かった。演出も最後の場面以外は特別悪くなく、見やすかったかなと思います。主演の演技も良かったですし。あ、でもオールバックいまいち似合わないですね…

全体の感想は「面白かった、良かった」なのに、詳細思いだすと粗ばかり覚えているという、なんだか申し訳ない仕儀に相成りました。

 

 

 

刀ステの三日月と山姥切について(少しだけ義伝の感想追記)

※腐ネタではない

 

はい今回も盛大にネタバレ盛り込まれております!

 

 

 

 

前回の記事はこち

hateburoid.hatenablog.com

 

前回もやたら三日月について書いてますけど(笑)

だって三日月と山姥切、うちのと違いすぎるんです…

もちろん、私の山姥切に対する理解が浅いという可能性も大きいです。が、そこは今回は考えません!因みに私は若手俳優オタクですが、とうらぶは舞台化決定前からプレイしています。

最初にうーん?って思ったのは、前回に書いた通り山姥切でした。卑屈感薄すぎる。小夜怒鳴りつけたりするし、ど、どうなの???

でもこれ、役者さんのせいではないな、脚本がこうなってるんだから、と思いまして。セリフや表現に多少の揺れはあったとしても、基本的な行動や発言は脚本・演出の指示に拠っていると考えています。

(解釈違いについては役者さんが責められがちな気がしていますが、解釈褒められるのも役者さんなので、それはリスクとリターンが釣り合ってるのかな、と思っています)

 

今回、山姥切は『小夜左文字が修行に行く決意をするための装置』としてそこにいます。正直山姥切じゃなくてもいい役割です。でも山姥切にその役割が与えられている。

なぜかといえば、山姥切が刀ステのシリーズを通しての近侍という役割、もっと突っ込んでいえば『前任者に導かれて成長する近侍』としての役割を与えられているから。

小夜を導くミッションが今回山姥切が三日月から与えられた試練です。ここで、小夜が決意する過程で関わるのが山姥切である必要が出てくる。

 

 

ここまで考えて、舞台刀剣乱舞というシリーズを通底する枠組みがある、ということに気が付きました(遅い)

特にシリーズ通しての出演キャラクターである(と思われる)三日月と山姥切に関しては、その枠組みの適用が顕著なのではないか、と。

だから、この二振りに関しては自分の思うキャラクターとの差異が激しいのだと思いました。

 

シリーズ通しての枠組みの適用として、最終章(四部作計画と聞いているので)での結末を描くために、そこまで話を持っていくための伏線、道筋を観客に示す役割は、すべて三日月が担っています。

…そりゃ縁側で船漕いでる場合じゃない(笑)

私の本丸の三日月だったら、例えば未来で大きな試練が起こると知っていたとしても、動かないと思います。流れに身を任せる系なので。大抵の人の三日月像もそうじゃないのかな?試練が待っているから、それに立ち向かうために仲間を鍛えよう!なんて発想する三日月います????

いたら申し訳ないです。ごめんなさい。

 

試練があると知って、それを本丸の仲間や審神者に言えない状況にある。その試練を乗り越えるには今のままではダメだから、もしくは絶対に乗り越えられるように、仲間を成長させよう、と考える男士がいるとして、それが三日月である可能性は低いのではないか、と思います。

どちらかといえば、鶴丸とか?一期一振とか?そっちじゃないですかね…?

ではなぜ三日月が本来のキャラクター性には似合わないその役割を担わされているのかといえば、おそらくニトロから使用キャラクターの指定があったのではないかと思っています。(陸奥守を却下された話を聞いたような?)

マベからもあったかもしれない。三日月宗近=鈴木拡樹はたぶんウリのひとつだったはず。

 

そんなこんなで、刀ステ本丸の三日月は本来持っているぽやっと感が殆どない、やたら目端が利いてラスボス感の強い三日月になっているのだ、と思いました。シリーズ完結までに、すべての伏線がきれいに回収されるといいな…

卑屈感ほぼ無し、若干キレ芸入ってる山姥切もそうだけど、こんな本来のキャラから離れた属性持たされてるのによく「まあこれもありだよね」まで持って行けたなぁと思います。役者さんって大変。

 

ところで、初演のときは三日月は日常場面ではもうちょっとほわほわ、というか、力が抜けていて本来の(というか私の思う)三日月に近かったんですが、再演からその余裕が消えてしまったように思います。

鶴丸の役替えによるものかなと思っていたのですが(染谷さんにはアドリブのフォローが即座にできるという信頼感があった)、もしかするとシリーズの結末を聞いたのかな、という気がしています。もちろん単に役者さんが演じ方を変えただけの可能性もあります。

真相は役者さんにしか分からない訳ですが…

 

 

 

 

ここから、感想追記です。あれから3回観ました。

歌仙さん、ちょっと力抜けていい感じになってました。やっぱり幕開けてすぐだったから、若干硬かったんだね…

歌仙まじ歌仙。としか言えないレベルで歌仙。

トレブロ一番人気(たぶん)。さもありなん。

 

ラーメン光忠の、大倶利伽羅に太鼓鐘が作ってあげたラーメンの麺、落としてるのそのまま出すとかあり得ない!な意見を某所で見かけたんですが、あれは親しさの現れでは?地面に落とした訳じゃないし、お店じゃなくて本丸内での遊びなんだからさ…

そんな屋台と逆側でラーメンおいしい…!のアクションしてる山姥切可愛すぎる。この場面本当に目が足りない。

 

倶利伽羅は解釈違いです、って方がいそう。政宗関ヶ原参陣を喜び、黒甲冑に同調して止めが刺せない、というキャラ造形が受け付けない人はいると思います。

でも格好いいよ?反抗期の男子高校生感があって、原作ぽいなって思います。

 

貞ちゃんは本当にいい男。無神経っぽく見えるかもだけど、あれは計算して踏み込んでる若しくは天性のコミュ巧者で踏み込んでいいラインまでしか踏み込まない感じがします。殺陣の可愛さも相俟って、私の今回の一押し!

 

みっちゃんは分かりやすくコミュ巧者。今日もいい男。格好よく決まってます。まんばちゃんは参考にしようとしてるけど、コミュニケーションってその人ごとに許される範囲や方法が違うから、まんばちゃんはまんばちゃんらしくしてる方がいいと思う。

役不足問題、割と言われてますね。あれは「鶴さんには(僕は)役不足」だから合っているのでは?と思います。僕=役という解釈です。「僕では鶴さんには役不足」というセリフはどちらとも取れるので、分かりやすく「力不足」の方が良かったかも。

 

鶴丸が内番服で出てきたとき「尊い…」ってなりました。あの腰の細さよ!

必殺真剣も筋張った細身な感じが鶴丸まんま。尊い

先日、お隣のお嬢さんが必殺真剣の場面から終演までずっと口抑えてて、ところどころ過呼吸気味になってました。鶴丸推しだったのか?生きて帰れたかな??

 

政宗が死ぬ場面、小十郎が生きてるのは、まぁ、分かってるけどそのままにしたよ、なんだろうと解釈しますね…

それより政宗が85歳くらいに見えて、忠興が60歳くらいに見えるのが違和感です。

政宗は79歳、忠興は73歳なので、、、、えっと、政宗は病気だから実年齢より弱ってて、忠興はすっごく壮健ってことにしておこう。

 

EDが!好き!です!!!

4:4でシンメで踊るとことか最高にすき。布のひらみ尊い

 

二次創作系見ない友人が、「若い人の書いたファンタジーみたい」と表現していて、はっとなりました。

確かに中高生の書いたファンタジー小説みたいだ!要素盛り込みすぎてるところとかも、それっぽい!

今後刀ステは中二病な展開をすると予測します。(嫌いじゃない)

 

 

 

ライビュ当たるといいな。双眼鏡越しでなくてもアップで見たい。